人類が知っていることすべての短い歴史

ようやく読み終わりました。

正直、なんども途中でやめようかと思うほど読み終わるまで辛かったです。

苦労したからではないですが、読破した後の感想は一度は読んでおいてよかったという感じです。科学が好きな人、仕事で関わる人、科学は正しいと思う人に進めますが、特に科学には興味がないという人にはやめとけといいます。

基本的にどこの誰が何々を発見したんだが、その人は変わった人でうんぬんかんぬんという感じでその時の時代背景を含めて語られます。

誰それ?というひとが多いし、何より膨大な情報が次々に出てきますので、興味があっても無くても、途中内容を理解することを頭が拒否したりもします。

 

ところが、ある時からこの本は個別の事例を紹介したいのではないと気付き始めるとまんざらでもなくなります。特に、科学なんて思い込みと固定観念で成り立つ、正誤なんてよくひっくり返る、そもそもの科学の根拠があやふやなどなど、本の趣旨が科学批判(はっきり言わないが)だ、または科学を盲信するなということに気付けば、面白いとも言える。

人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫)

人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫)

 

とにかく読むのに苦労したのは事実ですが、科学で証明されているから正しい、科学的にこうするのが当たり前などという概念にほんとにそうかな?っと疑問を持たせてくれたところはよかった。

100年後に今の科学がどう評価されるかが楽しみになる本でした。